モミジの苗作り講習会 開催!
平成21年5月10日
多良峡に植栽するモミジの苗
昨年まで実行委員会の苗木作り担当の数人で育てて来ました
今年度開かれた実行委員会総会で今年度から実行委員会メンバーが手分けしてみんなで苗木を育てていくことが決定されました。
5月10日実行委員会会長の講師でモミジの苗作り講習会が高木家屋敷跡で開催されました。
また緑の少年団「多良峡もみじ少年団」の団員にもモミジの苗がどんな所に生えてどうやって苗を作るのか勉強してもらうことになり参加してもらいました。
まずは、会長によるモミジの説明です モミジって種が飛んで生えるのを聞かされて子供たちは興味深そうに聞き入っていました。
単に多良峡にモミジを植えるだけでなく自ら苗を採取して育てて植える、これが大事ですね。今回の参加者は25名、予想以上の参加でした。
苗を植える発砲スチロールの箱の底に水はけ用の穴を開けます テレビのアンテナのアルミ棒が丁度良い太さです。
穴を開けた箱の底にまずシュロの皮を敷きます。その上に荒い鹿沼土を敷きます。
鹿沼土を敷き終わった所です。
腐葉土に細かい鹿沼土を混ぜます
更に川で採取した川砂を混ぜます
これで水はけもバッチリの苗床が出来ます
混ぜ終わった土を箱に入れて完成
地面にびっしりと生えたモミジの苗です
グッと引っ張ると根がちぎれてしまいますので鉄のヘラのような物で掘り起こすようにして抜き取ります。
抜き取った苗は、枯れないように水苔をビニール袋に入れてそこへ苗を入れて採取しました。
採取した苗を土を入れた箱に植えます。
植えた後じょうろで水をやりましょうね。
右手に持っているのが掘り起こす鉄のヘラです。
ビッシリと生えている苗を採るのは結構楽しいです。ついつい沢山採るのですが、後の水やりの世話が大変です。
見学だけの予定だった少年団メンバーも親子で苗の採取をしました。このあと苗作りよろしくお願いしますね。
今回採取した苗は1年間育てて来年の秋に多良峡に植えます。
今年は、屋敷の中にも沢山の苗が芽を出していました。
採取した苗が多くて現地だけでは植えきれず自宅に持ち帰り箱に植えました。
予想以上の苗が採取できました
会長宅だけでも500本は出来ました。
今回は、参加者全部で2000本の苗は、作る事が出来ました。参加されたみなさんお疲れさまでした。夏の水やり大変です来年の植栽まで可愛がって育ててくださいね。